しっぽふりふり
コンビニ前で拾った暴れん坊猫、ねねの成長記です。
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2009年11月6日。
ドライブの途中、たまたま立ち寄ったローソンの前に、猫が居た。
ゴミ箱の横に、ちょこんと座っていた。
ある程度大きな猫、多分生まれて半年くらいだろう。
一目見て「かわいい」と思った。
手を伸ばすと、少しビクッとしながらも、おとなしく頭を撫でられている。
野良猫にありがちな態度だ。
不特定多数の人が来る場所だ。優しい人も多いが、叩かれたり、怖い目にあったりもしたのだろう。
後ろ髪を引かれる思いで、その日は、そのまま帰った。
車の中で、ずっとその猫のことを考えていた。
あのままあそこで居れば、事故にあうかもしれない。誰かにいじめられるかも。
飼ってあげたい。
しかし、うちの家は、猫が飼えない。家族に動物嫌いがいるから・・。
となると、やっぱ、実家かな・・
半年前、実家の猫が死んだ。17歳だった。
実家は、昔から、動物が居なかったことがないというくらい、動物に囲まれて過ごしてきた。
トータルで、犬は十匹以上、猫は三匹、インコや十姉妹、モルモットもいたことがある。
17歳の猫、トムが死んでから、両親も高齢だし、もう動物を飼うのはやめようかと思っていた。
しかし、動物が居る生活になれた身には、それは寂しいものだった。
もし明日、ローソンの前にあの子が居たら、運命と思って、実家に連れて行こう。
今、このときにあの子に出会ったのは、きっと運命だ。
次の日、母親を連れてローソンに行った。
母親も動物好きなので、飼いたいと思っていたようだ。
一目見た瞬間、気に入って、連れて帰ると決めたらしい。
猫は、昨日と同じ場所に居た。
捕まえようとすると、ちょっと逃げたりもしたが、えさに釣られたのか、おとなしく抱かれてくれた。
車の中では、本当に借りてきた猫のように大人しく、「これなら飼いやすいかも」と思ったものだった。
家の中に放すと、ベッドの下にもぐりこんだ。
しかし、えさをてんこ盛りにしておびき出すと、あっさり出てきた。
しかしそこは野良猫、不審な目で私たちを見ながら、えさをカリカリ食べ始めた。
まあ、よく食べること。
野良なので、考えることは食べ物のことばかりだったのだろう、食べられるときに食べておかないとという本能だけで生きている気がした。
そっと抱き寄せると、大人しく抱かれる。
それほど怖がってもいないようだ。これなら大丈夫だろう。
名前は『ねね』。「もも」とか「ダダ」とか同じ音の繰り返しの名前をつけたかったから。
しかし、何となく雰囲気で、「ねね」だと思ってつけたので、深い意味はない。
大事にするからね。
これから、あったかい場所で、安心して眠ってね。
ねね。
四国の東の端っこ、自然に囲まれた中海に浮かぶ島にあるローソンが故郷です。
ドライブの途中、たまたま立ち寄ったローソンの前に、猫が居た。
ゴミ箱の横に、ちょこんと座っていた。
ある程度大きな猫、多分生まれて半年くらいだろう。
一目見て「かわいい」と思った。
手を伸ばすと、少しビクッとしながらも、おとなしく頭を撫でられている。
野良猫にありがちな態度だ。
不特定多数の人が来る場所だ。優しい人も多いが、叩かれたり、怖い目にあったりもしたのだろう。
後ろ髪を引かれる思いで、その日は、そのまま帰った。
車の中で、ずっとその猫のことを考えていた。
あのままあそこで居れば、事故にあうかもしれない。誰かにいじめられるかも。
飼ってあげたい。
しかし、うちの家は、猫が飼えない。家族に動物嫌いがいるから・・。
となると、やっぱ、実家かな・・
半年前、実家の猫が死んだ。17歳だった。
実家は、昔から、動物が居なかったことがないというくらい、動物に囲まれて過ごしてきた。
トータルで、犬は十匹以上、猫は三匹、インコや十姉妹、モルモットもいたことがある。
17歳の猫、トムが死んでから、両親も高齢だし、もう動物を飼うのはやめようかと思っていた。
しかし、動物が居る生活になれた身には、それは寂しいものだった。
もし明日、ローソンの前にあの子が居たら、運命と思って、実家に連れて行こう。
今、このときにあの子に出会ったのは、きっと運命だ。
次の日、母親を連れてローソンに行った。
母親も動物好きなので、飼いたいと思っていたようだ。
一目見た瞬間、気に入って、連れて帰ると決めたらしい。
猫は、昨日と同じ場所に居た。
捕まえようとすると、ちょっと逃げたりもしたが、えさに釣られたのか、おとなしく抱かれてくれた。
車の中では、本当に借りてきた猫のように大人しく、「これなら飼いやすいかも」と思ったものだった。
家の中に放すと、ベッドの下にもぐりこんだ。
しかし、えさをてんこ盛りにしておびき出すと、あっさり出てきた。
しかしそこは野良猫、不審な目で私たちを見ながら、えさをカリカリ食べ始めた。
まあ、よく食べること。
野良なので、考えることは食べ物のことばかりだったのだろう、食べられるときに食べておかないとという本能だけで生きている気がした。
そっと抱き寄せると、大人しく抱かれる。
それほど怖がってもいないようだ。これなら大丈夫だろう。
名前は『ねね』。「もも」とか「ダダ」とか同じ音の繰り返しの名前をつけたかったから。
しかし、何となく雰囲気で、「ねね」だと思ってつけたので、深い意味はない。
大事にするからね。
これから、あったかい場所で、安心して眠ってね。
ねね。
四国の東の端っこ、自然に囲まれた中海に浮かぶ島にあるローソンが故郷です。
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